おはようございます♪
今日の記事は「髪のくせの秘密」です。くせ毛が広がるのは、「湿気」と「乾燥」の2つの原因があります。よく梅雨の時期は湿気があるから髪が広がりやすいといいますが、実は乾燥する季節も要注意!https://t.co/JfrNTaX5rZ#おはよう #朝の気分転換 #ミルボンマガジン
— ミルボン【公式】FYB MAGAZINE (@milbon_FYB_MAG) September 18, 2018
くせ毛と水分の関係って?毛髪の最新研究をわかりやすく解説【MILBON(ミルボン)】
“くせ毛の毛髪内部の水分分布”について『Find Your Beauty MAGAZINE』でミルボン研究員のかたが解説してくれています。
一部抜粋
くせ毛が広がるのは、大きく「湿気」と「乾燥」の2つの原因があります。よく梅雨の時期は湿気があるから髪が広がりやすいといいますが、実は冬の乾燥する季節も要注意です!
以前は、湿気で髪がうねるという認識だったので“髪の毛に水分を入れて対処をする”というのが一般的でした。
しかし、「逆に乾燥したらどうなるのだろう?」と研究してみたところ、実は乾燥してもうねってしまうということを発見しました!湿度変化による毛髪の広がりの程度を確認したのですが、直毛と比べてくせ毛の方がより大きく広がることが分かったのです。
SPring-8(大型放射光施設)で通常よりずっとパワーの強いX線を用いてどのような化学結合が存在しているかを調べてみました。そうしたら、直毛では毛髪内部のSS結合というタンパク質間の結合が均⼀に分布しているのに対し、くせ毛内部ではSS結合が不均⼀になっていることが確認できたのです。
つまり、くせ毛と直毛の大きな違いは、「毛髪内の水分が均一かどうか」ということです。直毛は均一に水分が行き届いているのに対して、くせ毛は水分が均一に入りません。ミルボンは、この研究結果から“髪の水分を均一に保ち続けることが重要”と言うようになりました!
以前から梅雨など湿気の多い時期は、くせで広がる・まとまらないということは言われていましたが乾燥もだめなんですね。
冬、乾燥してくると湿気が多い時よりも広がらないなんて話も聞きますが。
たしかに真っすぐになるわけではないですからね。
あくまで、直毛のかたとの比較で湿度の変化に弱いということでしょうか。
そこで、水分を均一に保つためには
くせ毛の広がりの要因として水分分布の不均⼀さが関係していることから、毛髪内部の水分を均⼀に保てる成分は何かなと考えてみました。
その結果、水分を保つ能力が⾼く、さらに毛髪へのなじみも良い成分であるDPG(ジプピレングリコール)やTPG(トリプロピレングリコール)といった成分が候補としてあがりました。これらは専門的にいうと「多価アルコール」といわれる成分で、水を抱える部分を多く持ち、毛髪内部に浸透して、水分の分布を均一に保ちます。スキンケアアイテムなどにも使われている成分ですよ。ヘアケアアイテムから髪に取り入れた成分は、蓄積されるわけではありません。毎日食事をとるのと同じで、入れて出して入れて出して…を繰り返します。場合によっては、使うことをやめたら戻ってしまいます。なので、毎日使い続けることが大前提ですよ!
DPG(ジプピレングリコール)やTPG(トリプロピレングリコール)が配合されているヘアケア剤で毎日ケアしてあげることが重要。
オイルやクリーム、ローションなどのテクスチャーは、髪質やなりたい質感にあわせてアドバイスすることが大事ですね!!
最後に
現状では、まだくせ毛を根本的に無くすことは難しいので、髪に水分を均一に入れることでカバーをしましょう。もちろん将来的にもっともっと研究が進めば、くせ毛を無くせる見込みはあるので待っていてください!
と研究員のかた。
くせ毛で悩んでいるかたは多いので、期待大で待ちましょうね。